日がな一日主婦の趣味ブログ

本と映画とエトセトラ

それは良いのか悪いのか

ムスコはそろそろ2歳半になりますが、ほとんど発語がありません。

 

最初に心理相談をしたのは1歳半の検診時。

発語が見られないので、

「心理相談されてみますか?」と保健師さんより提案いただいたのがキッカケ。

私は軽い気持ちで「あ、じゃあ折角なので」とお話を聞いてみることに。

 

発達テストの結果としては

「発語はできてると思う」とのこと。

 

実は言えてるのか言えてないのかよく分からない「モニョモニョ(例えば魚だったらアタナァという感じ。しかも一回ポッキリのことも多々)」も発語とカウントして良いようなんです。そろそろ出かかってますねといった感じ。

 

 

なあんだ、じゃあ問題ないねと一安心。

 

 

 

「次回は予約はどうされますか?」と聞かれたので

「発語はあるならしばらく家で様子を見ようと思います」と返答。

 

「うーん、でもね。発達テストだと1歳半の基準には達してないの。何度か相談には来てもらったほうが良いと思う」

 

確かにムスコは出されたテストはほとんど出来ていなかった。というか親目線でみると出来なかったというか「やらなかった」もしくは「やりたくなかった」というのが正しいかな。

似たようなパズルが家にもあったので「いやあウチだとできるんですが・・・」と言っても、特にその項目を心理士さんが書き換えることはなかったので、その場でできないと出来ないという判断なのだと思う。まあ当然か。

 

発語に行き着くまでにはいくつかステージがある。

聞く→指差し→発語の順で成長が見られるそうな。

この中で特に大事なのが「聞く」

昔は大家族だったのでたくさんの言葉掛けができていたが、我が家のように核家族で保育園にも預けていない場合、どうしても聞く総量が少なくなる。なのでお母さんがもっと積極的に子どもに声をかけてあげてね、と。

 

ウンウン。

 

・・・・・・・・じゃあ、発語がないのってシンプルに不可抗力なだけじゃね?

わざわざ頑張らなアカンのけ?

普通に声掛けしているつもだったんだけどな。*1

 

 

 

「わかりました~」と言いつつ

(いやもうこれ以上は頑張れんて・・・いやでも他のママさんたちはもっともっと声掛け積極的にされてるんやろか・・・それともウチの子は発達障害なのだろうか・・・その場合私はなにをしたらいいんだっけ・・・?)

と悶々。

 

 

 

まあ結局そのあとの生活で、接し方はこれまでと変えませんでした。

いつか喋るさ、にんげんだもの。の精神です。

 

 

❋❋❋

 

 

そして先日終えた2回目の心理相談。

 

この時点で発語はチラホラといったところ。

主に出てくるのは「でんちゃ」と「あった」

車も自転車もトラックも乗り物はなんだって「でんちゃ」

なにかモノがあると「あった、あった」

 

2回目も前回と同じテストをしますが、やはり真面目に取り組まぬムスコ。しかも人見知りも相まって前回よりヒドイ。

ぶっちゃけこの結果って信ぴょう性あるのかしら?

 

「一応発語は出たのですがどうでしょうか」と私

ここで指摘されたのが指差しについて。

ワンワンどれ?ブーブーどれ?に対してムスコは指差しを一切しなかったのです。

これを経ないと更なる言葉を出すのは難しいのではないか、ということ。

要するにまだ言語機能に関して、遅いこたあ遅いと。

 

育児本でみると2歳を過ぎて2語文を話す子もいるのだから、2単語出たからと言ってドヤれるもんでもないね確かに。

ちなみに後日「〇〇どーれ?」と聞いてみたところ、ちゃんと指差ししてくれました。子どもって気分屋よね・・・。

 

「なので、もっと絵本を読んであげたり、おままごとしたり、なるべくママが関われる遊びをしてね。児童館だとおもちゃもたくさんあるし、職員もいるからオススメ」

とのこと。

 

最後に何か質問は?と聞かれたので意を決して

「うちの子は自閉症とかその・・・発達障害的な心配は今のところどうなのでしょうか」と聞いてみました。

すると

「え?どうして?」

とキョトン顔。

 

 

どうして?・・・ってその心配があるからテストとかしてるんじゃないのか?逆に。と混乱。

 

「え、いや・・・発語の遅れとネットで検索すると必ず自閉症とかそういうキーワードが出てくるので(モニョモニョ)」というと

「いや、自閉かどうかはなんとも・・・。ただ、ムスコくんはまだ1歳半程度の発達度合いとしか言えないかな」とのこと。

 

 

私は既にムスコは発達グレーなのかな?と思っていたんです。だって就学前まではサポートしますからって言われて、療育センターのパンフレット渡されたらそういうことなのかなって勘繰りません?

発達障害は育て方の問題ではなく、脳機能の障害というのも知ってましたので、「幼児期の時点での典型的な症状があるのかな」とも思いました。

後日、いろんな方のブログなりを徘徊してみると、1歳あたりからかなり周りと浮いた行動を取るようで、

むしろ2歳の時点で発達障害かわからんという判断なら、その疑いはほぼないと言って良いのではないでしょうか?もちろん、幼児期特有の行動と発達障害の行動はとても似ているとも言いますが、それで分からないというなら症状が出るまでは家で様子見で、気になるようになってから動き出しても遅くはなさそうです。

相談の回数を重ねるほうがより精度は増すってことなのか。

所詮発達障害の有無は問診です。血液検査でも脳波検査でもない。自分の子どもなのだから親である私が一番に異変を察知できないとおかしい。心理のプロではないけど、ムスコのプロは私だという自負だけはあります(あくまで自負ですけど)

 

むしろこっから発達障害の毛色がでたら、それは脳じゃなくて環境の問題ってことはないのでしょうか

 

書いてて我ながら面倒くさい人間だとおもいますが、ハッキリ分からないにも関わらず発達障害であることを念頭に置こうしてるようなスタンスが気になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

(長くなったので)つづく

*1:「おはよう」「いただきます」とか挨拶するし「ありがとう」も言うし、道歩いてても「お花綺麗ね」とか「鳩さんいるよ」とか。