日がな一日主婦の趣味ブログ

本と映画とエトセトラ

息子と映画

私も旦那も映画が好き。

 

 

ならば、息子も映画好きになってほしいなと思う今日このごろ。

 

 

実は3人で映画館デビュー自体は果たしております。『しなぷしゅ THE MOVIE ぷしゅほっぺにゅうワールド』という作品だったのですが、0才児からの鑑賞を謳っていて劇場内も明るく、音量も控えめ、もちろん泣いても全然OK!!

息子も当時、しなぷしゅに大変お世話になった身でもあったので観に行ってみました。

劇場内は見事に赤ちゃん連れのファミリーだらけなので、一切の気遣い必要なしなのも良かった。

でも映画体験なのか?というと、この環境だとちょっと違う感じは否めなかった。

 

 

劇場が真っ暗になって、シーンとなって、これから始まるゾ・・・!というドキドキや大音量高音質で聞く役者の演技だったりSEだったり劇伴だったり・・・いつかはそういうのも味わって欲しい。

 

 

通常の映画は大体いくつぐらいでデビューするものなのか。

Google先生に聞いたところ大体4~5歳とのこと。

 

うん、うちの子そろそろ3歳ですが、大体4~5歳であれば今年デビューでもいけないことないね(拡大解釈)

 

 

というわけでですね、映画デビューを見据え、ワタクシ動き始めました。

予習としてキッズも大人も楽しめるであろうDVDを何本か購入。そもそもの「映画」に対する反応が知るところから。

ラインナップとしては

『カーズ』シリーズ

Mr.インクレディブル』シリーズ

にしてみました。

 

うちの子は普通に乗り物は好き。おもちゃ屋さん行ったら真っ先にトミカコーナーへ行くぐらいには好きです。

じゃあ『カーズ』は間違いなくハマるでしょ、と思いきや意外や意外。

Mr.インクレディブル』シリーズのほうがクリティカルヒット致しました。

 

彼の中で観る意欲を掻き立てるのはキャラビジュアルとかストーリーとかではなく、まさかの劇伴。私も好きなんですけどね。80年代~90年代ぐらいの懐かしさを感じれるアップテンポなジャズナンバー。

『カーズ』の劇伴もロックでかっこいいんですよ(何なら作曲家一緒だし)

 

見せ始めたときの一番のお気に入りシーンは「エンドロール」という先行き不安な滑り出し。曲に合わせて踊ってるのは可愛らしいですが。

 

エンドロールだけ見る期が終わったかと思うと、今度は劇伴のあるシーンだけ切り抜きのように観ては先に飛ばしたり、Youtubeに変えたり、かと思えばまた映画に戻ったりフラフラフラフラ。

「そんなポチポチ変えるんならもう見なさんな*1」とTV自体の電源を切ることは一度や二度ではありませんでした。

 

 

つい最近になり『Mr.インクレディブル』と『インクレディブル・ファミリー』を全通しで鑑賞するようになりました。しかも急に。

 

ストーリーはほとんど理解できてないとは思いますが、その場その場の演出やキャラの動きは一連の流れとして掴めるようになったようです。このシーンがきたら次はこのシーンがくる・・・みたいなのはわかってるっぽいんですよ。やっと点が線になった感じ。

お気に入りの場面がくる前のシーンでちょっとテンション上がってるし。

バイオレットのシールドを張るマネとかもよくしてますし。

 

 

 

静かなシーンやシリアスなシーン*2は観てないことが多いですが、バイオレット、ダッシュ、ジャック・ジャックの3人が出てくるシーンは好きみたいです。ワチャワチャ感が良いんだと思います。

 

 

特に好きなのは『Mr.インクレディブル』だと、ボブが車を壊してしまうシーンとダッシュが水をピュッと飛ばしてそれをルシアスが氷柱に変えるシーン。

インクレディブル・ファミリー』ではアンダーマイナーのところとジャック・ジャックがアライグマと喧嘩するところ。

 

 

ボブが上司にいびられるとことか、イブリンとイラスティガールの「売る方と作る方どちらか世の中を変えられるか」という議論のシーンも物語の核心なんだけどな〜〜〜。観ないことのほうが多いんだなコレが。

ゆくゆくはこういったシーンの旨味も味わえるようになってほしいですよね。カニ味噌とかウニみたいな感じでね。

 

 

1本通して観れるようになるまでもっと時間かかるかなと思ったんですが、ここまで1ヶ月足らず。

子どもの成長?というか変化は急激でびっくりさせられますね。

 

Youtubeを規制したのも大きかったかもしれません。

Youtubeも元々あんまり制限はしないように大人と同じアカウントを使わせていました。遅かれ早かれ見るようになるわけですし。

ですが、息子チョイスの中には私自身が見ていて不快になるもの*3もあるのでそれをプリプリヽ(`Д´)ノしながら強制終了したり・・・みたいなのがめんどくさくなりました。

 

 

なので今はYouTubeキッズのみにしてるのですが

見る幅が一気に狭まって『ブリッピー』と『とれたんず』しか見てません。

 

メディアリテラシーって放っといても備わるもんでもないんですよね。

そんなお粗末な動画を100本みるなら、映画を1本観てもらったほうが余程有意義なんですよ。

 

子どもの意思を尊重とか知ったことか、ほらこれが親の趣味嗜好だコノヤローと開き直った結果ですがこれで良かったと私は思います。

Youtubeのそういう動画をマネされても困るし――それならヒーローのマネしてもらってる方が100000000倍良い。

 

 

 

 

 

Mr.インクレディブル』シリーズブームの次は『カーズ』シリーズに興味をもってくれるのか、他のヒーローもの(戦隊とか)に派生するのか、はたまた全然別の何かにハマるか。

旦那は一緒に仮面ライダーや戦隊を見てほしいらしいですが、

個人的には『カーズ』観てほしい。せっかく買ったんですもん・・・!

 

 

 

直近の目標は今年8月公開の『フォールガイ』を映画館に観に行くこと。そう、息子を連れて・・・!

その兆しはちょっとだけど見えた気はする。

というか、私がめっちゃ観に行きたい。

 

あとはそもそも息子自身の忍耐であったり社会生活的な面でクリアしないといけないこともあるので「行ければ良いな~」ぐらいの感じで今後の成長に期待しようと思います。

 

 

 

Mr.インクレディブル』シリーズに関しましては、何回も観すぎて考察したくなってきたので後日記事にしたい。

 

 

 

 

*1:リモコンを操作させられるのは私

*2:オトナの会話

*3:食べ物をトイレに流すようなのとか食べ物タイヤで踏み潰すようなのとか。