日がな一日主婦の趣味ブログ

本と映画とエトセトラ

母と子ふたり旅――ただの実家帰省

先日実家である岡山*1に帰省してまいりました。

 

私の実家はそれはそれは田舎で、田んぼもあれば山もある、きっとトトロの1匹や2匹出てきそうな・・・そんなところです。

 

 

 

前哨戦

旦那が1週間程度出張でいなくなるということで、ウサギばりに寂しがりの私*2はムスコと二人で実家ステイを決意。

2泊3日お邪魔しました。

 

このときまでムスコと二人きりで長距離のお出かけってしたことがなくて、前日からソワソワソワソワドキドキドキドキ。

 

スムーズに朝ごはんは食べてくれるかとか、お昼はどうしようとか駅までちゃんとたどり着けるか、飛行機乗れるんかetc

そしてムスコのお風呂セットとかそういうのがなぜか見当たらない。こういうときに限って(キー!!)ってなるのありますよね。

 

大人だけなら絶対にしない心配事が山のように押し寄せてきます。

 

しかも出発日は雨予報。

雨となると問答無用でベビーカーになります。ただ、荷物が既にリュックとサブバッグがあるので、最寄駅についてからのベビーカーの運搬が確実に困難を極める。

 

あと手が2本ないと厳しくね?

普段旦那とふたりで分担できる有難みを噛み締めました。

 

すぐ終わるやろうと思っていた準備に1時間以上かける始末。大体なんかしら物を探してた気がする・・・。

 

 

 

出発

そして迎えた出発当日。時間は9時ぐらいだったかなあ。

雨は降ってませんでした!!

ヤッタ━━━ヾ(*≧∀≦*)ノ━━━!!!

 

これだけで心労の3割程度はなくなります。

 

羽田までたどり着けるか問題も難なくクリア。ムスコはグズることもなく、協力的で助かりました。

 

さて、羽田についたはいいもののまだ11時前。レストランは開いてません。

 

とりあえず、実家へのオミヤを買い・・・

butternoitoko.com

 

 

 

ホットドッグなどの軽食コーナーがあったのでそこで少し早めのランチ。イートインスペースもそんな混んでなくて良かった・・・。

ムスコはサンドイッチなんかの類は分解しながら食べるので具材をぶち撒けないかハラハラしながら食します。

案の定具材をポイっと床に放ったのですかさずキャッチ。我ながらナイスな反射神経だったと思う。

 

ごはんを食べ終えたら、あとは飛行機乗るだけ!足取りは軽い!

 

保安検査場を通ってからの安心感たるや。出発ゲート前にも対して人はおらず、はしゃぎまくるムスコ。わかるよ、楽しいよね空港って。飛行機とか整備車両がガチャガチャ動いてるのとか私も好き。

 

ターミナル屋上。ごちゃごちゃした羽田。飛行機が忙しなく飛び立つ。



 

しかし、はしゃぎすぎてどんどんどんどん出発ゲートから遠のくムスコ。大荷物で追いかけるのが大変なのよ。大人しくしてくれい。

 

飛行機で座席についてからも、ムスコの興奮は収まらず。前の席の背もたれの縁をトミカで走らせる走らせる。

前に人座ってるんだからやめてくれ(汗汗)前の席のお兄さんその節はスミマセン。気づいてたかな?

飛行機が動き出すと眠りについてくれました。これで安堵。

 

まだ2歳だし座席1つでいいかと思っていましたが、結構ギリだったな。暴れたりしたら

確実に横の人に危害が及ぶわ。

 

 

桃太郎空港に到着

地方空港だから、2階までしかないシンプルな作り。とにかく広く感じる発着場。こういう空港も趣があって好き。

(昔撮った写真があったはずだけどなぜがいくら探して見つからなかったぴえん)

 

出口を出ると(私から見て)叔母が迎えに来てくれていました。

 

ここからムスコの様子がおかしい。オーラ消した?絶?ってぐらいうんともすんとも言わなくなる。

「元気だった?」と叔母に顔を覗き込まれるや否や全力で顔を隠す。

 

あー、顔見知りでも駄目かあ。

 

最近のムスコは人見知りが激しい。

とは言っても泣き叫ぶとかそういうのではなく、全力で己の気配を消そうと努めるタイプの人見知り。道で人とすれ違うことすらできず、その度に抱っこもしくはベビーカーin。

 

ちなみに滞在中この態度が軟化されることはなく、ごはん時はひたすら俯く、しまいには私の膝の上でしか食べないという。そして自分のごはんが終わると「さあおもちゃのある2階へ連れてけ」と引っ張るという暴挙。私ごはん食べ終えてないんだがーー(まあいいか)

 

悠々自適で過ごすなんてとんでもなく、ひたすらムスコ都合で動く3日間になったのでした。

 

ただ、例外もあって。

 

実家では猫を飼っているのだけれど「猫ちゃん見に行く?」と聞かれたときはルンルンで私から離れていったりもしてました。

っていうかムスコそんな猫好きだっけ・・・?

(尚触るとかはせず見る専)(猫ちゃんには軽く威嚇されてるの面白かった)

 

あとは途中からばあば(私から見ると母)が合流したのですが、彼女に対しては抱っこしても嫌がらないし、トイレとかで席を立つと追いかけてったり比較的懐いてました。東京に出るまでは頻繁にムスコの顔を見に遊びに来ていたばあば。もしかしたら可愛がってもらった記憶があるのかも、なんて叔母や祖母とは話しておりました。

 

岡山でのお遊びスポット

家では全力殻に閉じこもる少年のムスコ。それもあってかどうなのか「子どもが楽しめるところがあるから」と連れて行ってくれたスポットを2ヶ所紹介します。

 

 

www.tsuyamakan.jp

 

男の子は間違いなく好きなこちら。電車もあるし汽車もある、線路もある。家であれだけ固まっていたムスコが着いた途端意気揚々と走り出す!

鉄道の仕組みについて学べるちょっとした小部屋がいくつかあり、その中でもムスコのオキニだったのは津山駅周辺を再現したジオラマ

小さな街を模型の電車が駆けていくのが楽しいらしい。ずーっと指を指して「でんちゃ!でんちゃ!」

こちらがストップかけないと日が暮れるまで眺めてそうな勢いでした。

圧巻の電車たち

線路の切り替えができる。写真のムスコはレッツゴーのポーズをしている。

車輪と一緒に撮れる(見切れちゃってるのはご愛嬌)

もう一つフォトスポット。なかなかの重厚感です。





 

鉄道館から少し車を走らせるとアルネ・津山というショッピングモールがあります。

その商業施設内にあるのが、まさに子どもたちからすれば夢の国「おもちゃ大使館」

www.omochaoukoku.co.jp

 

津山市と提携していて、未就学児とその親は3時間無料。

なんじゃそりゃ~~~東京でそんな施設あり得んわ。

 

ブロックからままごとキッチンからちょっとしたアスレチックまで、ほんとに何でもある感じ。しかも結構広いブースでカテゴリー分けされています。

休憩スペースには飲み物や軽食の自販機もあるし、普通に1日中でここで過ごせるやつ・・・。

絵本コーナーには絵本だけでなく、大人向けの育児書もあったりして、叔母にシレッとムスコを預けてちょっと何冊かパラパラと読んだりしてました。ムスコはどのおもちゃゾーンでも大はしゃぎで、ウチにないおもちゃが沢山あるのが良かった。我が家おままごとセットとか置いてないんですよね。楽しそうにミキサーや電子レンジで遊んでたし買ってやろうかどうしようか。

 

こんな感じでいろんなおもちゃブースがあります

 

 

鉄道館に行ったときも驚いたんですが、人がぜんっぜんいないんですよね。地方の過疎化を感じます。ここもこんなに広いのに私達含め3,4組ぐらいだったかなあ。

 

結構綺麗に自然が残ってて良いとこなんですけど観光地とかではないってのが大きいのかな。

よく言われるのがB'zの稲葉さんの出身地。母からは100万回ぐらい聞きました。

 

帰路

未練がましく去る。もう少し自分の時間が出来るかと思いきや、むしろ逆。

食べ過ぎがなくなった分、体重増加は免れました。

義実家のほうもそうなんですが、いつも有り得ない量の食事を出されるのです。私等をこのまま精肉にする気か?と度々思います。

まあ、以前お義母さんがポツリと「痩せて帰らすよりいいでしょ?」と言っていたので、お心遣いとして双方とも帰る度フードファイトしております。

 

今回の旅で飛行機の座席ガチャは結構アタリで、行きは横と後ろが不在で広々使えましたし、通路挟んで横のオジサマもムスコが落としたトミカを笑顔で拾ってくださって胸キュン・・・(イカンイカン)。

帰りも横に座ってらした母娘さんもコチラを気にかけてくださるし、荷物を棚に入れるの手伝ってくれるオジサマもいて、感謝カンゲキ雨アラレでございました。

やはり人の優しさほど嬉しいものはございませんね。

 

羽田に着いてしまえば何時までにどこみたいな時間の制約がなくなるので余裕ゲーです。そして、東京はほんとに賑やか。

各駅でもいいのでゆっくり帰ることとしました。

 

こうして実家帰省ミッションは無事達成。ムスコの人見知り以外割りとスムーズに事が運べた気がする。子連れ移動は運ゲーでもありますが、今回は恵まれた旅路でした。山々のマイナスイオンにも癒やされ、遊び場でもゆったり過ごすことができて満足です。

 

次行くときは人見知り収まってるといいなあ。

 

*1:ここで言う実家とは私から見て祖父母宅を指す

*2:あ、嘘です嘘ですごめんなさいどうせなら実家でムスコの面倒をみてもらって私は悠々自適に過ごしたい魂胆ですハイ