日がな一日主婦の趣味ブログ

本と映画とエトセトラ

2023年5月映画まとめ

ギリギリ滑り込んだ!月イチ映画まとめ!

 

先月の視聴映画はこちら。

  1. キャットウーマン
  2. NOPE/ノープ
  3. ザ・ワイルド
  4. 山猫は眠らない
  5. クリムゾン・リバー
  6. チェーン・リアクション
  7. イエスマン
  8. ホステージ

 

以下、私の独断により印象深かったもののみプチ感想。

核心的な部分のネタバレはありません。

 

キャットウーマン

思わず変な性癖に目覚めそうになったのは私だけでしょうか。私がこの作品を観たとき多感でオンナを知らぬ少年だったならば確実にこのハル・ベリーに落ちてました。一生捧げてました。ギャップ萌えに弱い身として、最初の芋っぽさ溢れる一般社員なハル・ベリーから(このハル・ベリーもカワイイのですよ)、猫ちゃんの魔法にかかり、キャットウーマンになってから超超気ままレディになる。この落差が半端ない!

なしてコレがラジー賞なの????っ思うほどにハル・ベリーのお色気フェロモンがパないのです。ナイスバディの全身ピチピチレザーだからというんじゃないんです。いやまあそれもありますけど、もう眼が!あの眼!人を蔑むあの眼がスキ!!!!

キラキラアオハライド中の少年諸君!観るときは覚悟して観てね!

すみません。興奮しました。

悪役のシャロン・ストーンの悪女っぷりも良いです。彼氏役のベンジャミン・ブラットのラテン系の甘いマスクにもまたまたやられてしまった。『デンジャラス・ビューティー』のときとは違いこちらは真面目な刑事さんの役どころです。

彼とキャットウーマンの邂逅シーンではいろんな意味でドキがムネムネでした。

 

NOPE/ノープ

ワタクシ基本的にホラー映画は超苦手なクチ。全く観ないことはないのですが一回観るとその時感じた恐怖感をしばらく引きずって睡眠などに支障をきたします。なのですがジョーダン・ピール作品はとても観やすいです。ホラー映画苦手な人にもオススメしたい。私は彼の作品に関しては怖さ云々より切り口の新鮮さにいつも目が行きますね。特に『ゲット・アウト』は黒人の方たちがこれまで受けてきた屈辱感のようなものがホラーテイストに上手くハマってるんですよね。押し付け感なくスッと入って来る感じ。このノープもモンスターパニックを土台としてそういった社会問題を巧く合わせてきています。しかもこの切り口が超多角的。よくここまで織り込めたなと感嘆。映画を観てから販促ポスター(登場人物が頭上見上げてるアレ)を見ると「あー、たしかにこの映画だとこのポスターだわ」と謎の納得感を覚えます。

 

 

山猫は眠らない

原題は『SNIPER』なのですが、圧倒的に『山猫は眠らない』ほうが良いです。山猫じゃないと駄目なんですよ。ヒョウとかトラだと強すぎるんです。

スナイパーは「一発必中」つまり一発目で確実に仕留めなければならない。それまではひたすら情報収集と標的の隙を伺いながら耐え忍ぶめちゃくちゃ地味でハードなお仕事なのです。

なので観てると今回の主人公凄腕スナイパーのベケットがほんっと可哀想なんです・・・。相棒の新人くんがもう引っ掻き回すんだわ。「いい加減しろお前!」って言いたくなるぐらい。これもスナイパーのハードさを知らない軍の参謀本部が自分の言う事聞く駒だからってポーンと送ったからなんですけどね。この仕事終わったら「出世させてやるから」とか何とか言って。

ベケットの「現場の人間だろうが、指示を出すだけの参謀だろうが、人を殺していることには変わりはない。」というのが非常に的を得ていて好きなセリフです。

 

 

 

今回は以上です。ではでは。

 

追記︰

6月に観た映画ではなく、5月に観た映画でした。他にも諸々誤字脱字があったので修正してます。