久しぶりに観ていたポケモン。
アラサーになってもポケモンは楽しい。
ごはんを食べるときにルーティンで流すような感じにしていたら、
なんと、そろそろ2歳のムスコくん
今までスルーもスルーだったピカチュウ人形に反応を示してくれるようになりました。嬉しい。刷り込み教育は順調でございます。
さて、カントーポケモンリーグまで視聴を終えたところで、アカデミー賞と題し勝手に気に入った作品を紹介してみたいと思います。
尚、超超有名すぎる「伝説の第一話」や「バイバイバタフリー」などは選考外としています(リンク先は動画です。音が出るので注意。)
「あれ?改めて観るとこれすっごく良く出来てない?」という再発見に今回は主眼を置いたかたちですね。
思わずほろり部門
イワークでビバーク
雪山で遭難したサトシが、ただでさえ寒いのに、上着を脱いでモンスターボールにかけてあげるところがいい。そしてその優しさに応えるようにポケモンたちがボールから出てきてサトシを暖めるところで涙腺が崩壊。
なお、同じ時遭難していたカスミとタケシはイワークでビバークしたところ、温泉を掘り当てぬくぬく一夜を過ごせていたというオチも好き。
メノクラゲドククラゲ
リゾート開発によって住処を奪われたメノクラゲ達。ロケット団の用意した三杯酢のせいで、メノクラゲのうちの一匹が通常の何倍もでかいドククラゲに進化してしまう(そんなアホな)
人間への恨みから街を壊滅させんとばかりに暴れるメノクラゲとドククラゲ。水系ポケモントレーナーのカスミが攻撃をやめるようにドククラゲに訴えかけるシーンは、カスミ屈指の名シーンなのではなかろうか。10歳の女の子なのにしっかりしてますよホント。
ポケモンがかわいい部門
きょだいポケモンのしま?
なんやかんやでよくわからん島に漂着したサトシ一行。人間組とポケモン組で分かれる珍しい回です。この回は昔から大好きだったんですが、改めてみてもやっぱポケモン達がカワイイなあと感じたので選出。ポケモン語には字幕がつくので、ピカチュウと御三家達の性格がより分かりやすくなりますね。みんなで協力しながらトレーナーのもとへ帰ろうとする姿が健気。
子育てについて考えた部門
ポケモンリーグへのみち
ガルーラのこもりうた
子どもに厳しすぎると言われたり、はたまた甘すぎると言われたり、こんな矛盾多き世の中で、「うんうん、こういう考え方もあるよな」と親としての立場から観てみて感心したのがこちらの作品。
ポケモンにスパルタトレーニングを施すアキラ(ポケモンリーグへのみち)
子どもの意向にそって今の生活を擲ち、ガルーラの群れで暮らす決意をするタロウのチチとハハ(ガルーラのこもりうた)
それはもちろん相手が「それでいい」と納得している場合に限りますし、どっちが正解とかもありません。
今の子育てに役立つ何かがあるわけではないのですが、なんだか考えさせられた2作品。
ジムリーグ部門
ナツメ
正直どのジムも甲乙つけがたかったけど、やっぱり今見ても面白かったのはヤマブキシティ。エスパー系ポケモントレーナーであれば、自身もエスパーであることが望ましいという、ポケモンの使役が一筋縄ではいかないことを明確にしている点や、対エスパー用にゲットしようとしたゴーストに振り回されるサトシも言い方は悪いかもしれないけれど滑稽(コメディリリーフ的存在の意)で基本的にはホラーテイストにも関わらず楽しく見れるようにされていて、設計が上手いなあと思いました。
意外性部門
カオルコのマダツボミ
対電気系に対しては足をアースにして電気を地面に流してしまう(なのでダメージゼロ)、物理攻撃ならば待ってましたと言わんばかりに合気道ばりの柔術を発動するめちゃつよマダツボミ。改めて観るまでは、ポケモンリーグってヒロシの印象が強かったのですが、「あれ?たぶん全マダツボミのなかで一番強いのってコイツじゃね?カオルコさんスゲー」と気づきました。電気が効かないならばと、パンチとキックで勝とうとするピカチュウがカワイイ。
オレンジ諸島や金銀編も気力があればやるかもしれません。
(たぶんやるやる詐欺になりそうだけど)
ではでは。