ときめいた。ときめきを通り越し、快楽物質の分泌に脳みそも追いつかなくなってきたのか、後半はもはや吐きそうになってしまった。
大人の恋ってどうしてこう!!もどかしいかなあ!!!
アンジャッシュ的お話の作り方こそがこのもどかしさを何倍にも後押ししてくれとる訳で、スマホありきの現代ではありえない展開。
連絡先はSNSではなく住所と電話番号。電話があっても用があれば家まできてしまう。
「なんでみんな電話を使わないわけ?」といいながらうんざりしつつ玄関先まで出ていくサンドラ・ブロックに共感はしつつもニマニマの止まらない私。
玄関先にいるのはジャックなのか、ジョーJr.なのか、ソウルなのか、はたまた他の誰か?
あああこれこれこういうのですよ。この作品で私のドーパミンは今世紀史上最大の働きを見せてくれてたと思う。とにかくサンドラ・ブロック演じるルーシーとジャックの二人がおりなす食い違いシチュエーションがたまらなく萌える!
お互い愛しているのに状況がそれを許さない。好きになってはいけない思うふたり。もどかしいーーー!!!!
そしてそして!言及を忘れてはならないのは、俳優陣の演技!もーーサンドラ・ブロックかわいすぎ!かわいいというのはあれです、子どもの持つかわいさではなく要は愛嬌のこと。一挙手一投足がナチュラルでかわいらしい。
ソウルがサンドラ・ブロックのことを「あの子は天使だよ」というシーンがあるのですが、そのニュアンスと演技をピタリを嵌めれるんだからすごいですよねえ。サンドラ・ブロックって吹き替えだと松本梨香とか結構強め女性のイメージなのですが、この作品ではしっかり乙女。大人の乙女です。
ビル・プルマン演じるジャックも
兄の婚約者に手を出してはいけないけど止められねえこの思い!でも頑張ってこらえる!
としているものの所作に気持ち出過ぎなんですよ。こちらも演技が上手なぶん見てて辛かったあ・・・。
若い恋とは違って全員「引く」ということをすでに覚えている人たち。ジャックと結ばれるのだろうとわかってても、若さゆえの強引さのようなものはないのでこれがまたもどかしく、(もういいからはよチューしてまえ!)と私の中のおじさんが雄叫びを上げていました。特に凍った道をふたりで歩くところ、少女漫画やったら100%チューしてる。
ほんとの終わり際でネタバラシがあるわけなのですが、これも多方面に気を遣ったーーそれでも自分の気持ち嘘をつかずというーー真摯のお手本のようなシーン。
勝手に巻き込まれたピーターは少々不憫さもありましたが、ああいう落とし所にするしかないでしょう。ちょっとアホっぽい(実際アホと言われてましたが)ピーターも憎めないんですよね。
今作、ときめき不足のレディースにぜひ観ていただきたい。
観る際はパートナーと観られるより、1人もしくは友人同士でキャーキャー黄色い声を上げながらみるのをおすすめします。*1

*1:夫とは、よくも悪くも現実なのだフフフ(´^∀^`)フフフ